逆求人に初めて行ってきた話

エンジニア志望の学生を支援している会社の逆求人に行ってきた
19卒最後、交通費支給されるというのと、周りが内定や最終面接まで行っているなか自分一人が1次落ちばっかりしていて焦りもあり、初めてではあるがものは試しと参加してきた

※この記事は帰りの新幹線のなかで書かれているが、「上野駅周辺でのんびりする予定が誤って乗車券で入場してしまったので仕方なく上野駅改札内で過ごそうとあちこち歩きまわるも飲食店が総じてまあまあな値段がするので結局N○w○aysで軽食買って待合室で待機していた」という状況のなかで書かれているのを了承していただきたい。
要するに心身共に疲れきっている※

 

参加の動機

以上に述べたのが主ではあるが、就活資金が底をついていたので一気にケリをつけようという理由もある。

(現在は奨学金振り込まれたので回復はした)

 

実際行ってみてどうだったかというと、期待していたような結果にはならなかったがいい経験にはなった。自分の目標や今までやってきたことを聞いて企業側はどのような評価をするのか、どこが良くてどこが悪かったのか、今後に活かせる内容があったので参加してよかった

1日の流れを順を追って振り返っていく

 

お昼前
イベントの説明と企業の紹介
最初はしっかりメモを取っていたが、緊張のストレスからか目眩がしていたので話がまともに聞けなかった。話の要点となる部分(企業理念、会社が何をやっているか等)
はなんとかメモを残した

 

お昼から夕方
企業との面談は25分の面談と5分の準備時間を8回、4,5回目の間に30分の休憩を挟んで行われた(最大8社との面談)。事前に主催のサイトに登録していたプロフィールを企業が読み、話をする相手を選んでその相手と話をする方式が取られていた。私は7社と面談した

 

1社目
話上手の30代半ばの人
「なるほど〜」「面白そうですね〜」と聞き上手な上に時間ギリギリまで話が絶えなかった(相手の話し方がうまかった)が、私の話していた内容がしっくりと来なかったのか、話し手にとって気持ちの良い返事しかして来なかったので「これ、社交辞令ってやつでは」と思いながら話していたらフィードバックがまさにその通りだった。お祈りに等しい内容だった
「なぜこれ(制作物)を作ろうと至ったのか、というのをスライドに書いたほうがいいかもしれません」
それは書きませんでしたが話しましたよ

 

 

2社目
比較的若い人
自己紹介を終えた後あれこれ質問をされて受け答えをしていたのだが、期待どおりの返事がなかったのか、早々に自分への会社について質問をされた

 

 

3社目
中年の男性2人
この会社が正直手応えがあったというか、私の話を真摯に受け止めてもらえたと思う。言いたいことも言えたし、その後の懇親会も少しだけ話が弾んだ

 

 

4社目
30代手前くらいの人
非エンジニアらしく、話をしていてもほとんど知らない内容だったのか、フィードバックも過大とは言わないまでも1番良かった。TwitterMastodonの違いを説明したけれどもうまく伝えられなかったのが悔やまれる。このあたりで喉が痛みだした

 

 

休憩 のど飴を買いに近くのコンビニへ。かりん味結構好き。

 

 

5社目
若手社員と役職のある人
スマートフォンのケースやアプリを作ってるというのを最初の説明で聞いていたのは覚えていた。私はスマートフォンのアプリの開発をほとんどメインにしているため、ある程度の手応えあるかな〜と期待していたが、どうやらiOS周りがわかるけどAndroidの話はわからないような反応だった。フィードバックはまだない

 

 

6社目
社長とエンジニア採用担当
自己紹介にちょっとだけ書いた趣味に社長が食いついてきた。「この話で時間全部使いそうだな」と言われ「まともに話聞く気無いな」とは思った。
技術周りの話をもう一人のほうに丸投げの状態で、興味を引いた内容や目標等、自身がどう考えているのかを明確に言う場面では質問してきた。それに対しては今まで明確に言えた内容がはっきりと言えず、フィードバックもボロボロだった。
言い訳をすれば、このあたりから生命線の水分がなくなり、疲労も相まって頭が回らなくなっていた。だが明確に言えなかったのは事実なので反省している。

 

 

7社目
体つきの良い元エンジニアのエンジニア採用担当
疲労もピーク、喉も枯れ、思考もままならない。相手の話すスピードに合わせてしゃべっていたので滑舌よく喋れていたかは自信はなかった。フィードバックにきっちり反映されていたようで、1社目と同じくお祈りに等しい評価だった。卒論で自分がやろうとしていることにだいぶ興味を引かれたが、勉強中の内容なのではっきりと答えられなかったのが残念だった。

 


1コマ空けて懇親会 
乾杯前後に3社目の人とちょっとだけ話をした。
フィードバックの良かった順に挨拶をしていこうとするも、懇親会に参加する予定だったのに参加しなかった方が何人かいたので挨拶回りは諦めた。一人でいた参加者の人と少し話をした。

 


今回の逆求人でどこかといい感じに事が進めばいいなとは思っていたが、そうはうまくはいかない。何事も相性である。
ただ、気になったのが「ぜひ選考を受けて欲しい」とフィードバックのコメントには書かれていたが、受けの良し悪し(手応えやフィードバックを見て自分が思った具合)によってはニュアンスは違う。履歴書なりESなりを提出して受けろという意味なのか、やるなら実質1次免除なのか。今後のやり取り次第ではあるが、前者の可能性が高い。

 

だとすると私がこの1週間ゴリゴリ書いていたプロフィールやプレゼン資料は何の意味があるのか。就活だと思えばそこまでだろうけど。 (父曰く「それを採用される側が気にすることではない。聞かれたら同じことを言えばいい」とのこと。いまいち納得はできない)